ふるさとの家から
Fr.ハインリッヒ・吉岡政子(マーコ)
談話室
マーコ
談話室の片隅で(温熱療法)
シンタニ
1年間ボランティア
永野 努
相談室
マエダ
2階・ともの広場
堤年弘
新しいボランティア
お世話になったスタッフ・ボランティア
事務室より
ふるさとの家で必要なもの
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「ふるさとだより」2004年6月

直線上に配置

ふるさとの家から     Fr.ハインリッヒ


5月中句から休暇でドイツへ帰っています.ドイツの失業率は日本よりずっと高いのに野宿者は見当たりません。普通はどんな小さな町にも、Suppen Kueche(soup kitchen)や、Warme stabe(暖かい部屋)や、泊まる所があるからです。だいたい教会や自治体が経営しています。日本でもこのように野宿者の問題に取り組んだら野宿したり、釜ヶ崎のシェルターや公園の青シートのテントに泊まったりしなくてもいいでしょう。
3月まで暫定的にふるさとの家の施設長を2年間勤めましたが、4月から"マーコ"(吉岡政子)が新しい施設長になりました。彼女は小さい時から釜ヶ崎もふるさとの家もよく知っていて、その問題もよく分かっています。ふるさとの家ができて2年問、2階は「こどもの広場」になっていました。その頃いたずらをしたらよく怒られたので、わたしは恐い存在だったようです。これからお互いの立易が変わりますが、彼女ならふるさとの家をうまく運営していくと思います。私はふるさとの家から離れるのではなく、代表としてこれから釜ヶ崎のために働きたいと思います。足の調子はあまりよくないのですが、その仕事が続けられるように治ることを期待しています。
皆様がいろいろなかたちでふるさとの家、釜ヶ崎の人たちのための活動を応援してくださることを心から感謝するとともにこれからも宜しくお願い致します。ドイヅにて

                 吉岡政子(マーコ)

この4月より代表と施設長が役割分担することになり、現場責任者として施設長を引き受けることになりました。無力ながら利用者の人逢やスタッフとともに歩めるのは。ふるさとの家の働きに共感し支えてくださる方々の陰ながらの応援があるからだと再確認しています。野宿を強いられた人々に少しでも力になれるよう、代表ハインリッヒを始めとするスタッフ、現場を助けてくれるポランティアと共に活動し頑張っていきますので今後ともご支援をよろしくお願いします。