ふるさとの家から
Fr.ハインリッヒ
談話室
マーコ
相談室
マエダ
2階・ともの広場
堤年弘
反失連は野営闘争中!
本田哲郎

ボランティア 川口 ボランティア 青木 ケアステーション 事務室より
藤井
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「ふるさとだより」2003年12月

直線上に配置

ふるさとの家から     Fr.ハインリッヒ


昨年成立した「ホームレス自立支援法」が実行されれば、ふるさとの家は今の形では、もう必要ではないと思っていました。が、大阪では今のところ何も期待できない状態になっています。テントを張り市役所前での座り込みが、1年以上も続き、大阪市との交渉が何回もありましたが、いい回答は得られません。
ふるさとの家には、いすに座ってゆっくり休むことのできる席は、250しかありませんん。1日300人位の人が持参のインスタントラーメンを備え付けのコンロで煮炊きし、食べています。熱いお茶が出る給湯器の前には列が絶えることがありません。相談室には、数多くの人が訪れます。しかしふるさとの家を利用する人たちは釜ケ崎全体からすれば、僅かな人数です。それでも私たちの仕事は大切なことだと思います。たとえ何人かでも助け合ば、意味があります。
私たちは同じ人間であり、仲間であり、神の子として兄弟であり当然、働く権利、生きる(食事をし、体を休める)権利を守ることが大切なのです。そのために皆様の協カを頂いています。
これからも宜しくお順いいたします。