ふるさとの家から
Fr.ハインリッヒ
談話室より
仁熊
2階・ともの広場
堤年弘
相談室
マエダ
反失連のこと
本田哲郎
ボランティア ケアステーション 事務室より
藤井
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「ふるさとだより」2003年6月

直線上に配置

ボランティア     


新しいボランティアの方々です


  • 川口 悠作さん
    日本青年奉仕協会(JYVA)1年間ボランティア。
    昨年度の小澤尚史さんに続き、今年度は東京より川口さんが来てくれました。
    年は18才。どんな仕事も“僕、やります。”と積極的に動いてくれます。
  • 青木 俊雄さん
    小澤さんと同期のJYVA1年間ボランティアで、去年は埼玉県の「むさしの青年寮」〈知的障害者更生施殻)で活躍し、まだいろんな事を勉強したいと、この5月より長期ボランティアとして来てくれました。九州生まれの19才。数々の仕事を一つ一つ丁寧にこなしてくれます。
  • 白石 明さん
    学校の休みを利用して、スイスのジュネーブより1ケ月間ボランテイアに来てくれました。16才ながら、居宅の方の家の掃除や付き添い、詰所での大量の野菜切りなどに奮闘してくれました。
  • 野原さん
    喜望の家、NPO釜ケ崎、ふるさとの家の病院訪問を一手に引き受けて下さっています。
  • 岡さん
    毎月確日の夜回りに休まず来て、毛布配りを手伝ってもらっています。
  • 在所さん
    月2回の土曜日、詰所、居宅訪問などをしていただいています。
  • 島田さん
    新に居宅訪間のメンパーに加わって下さいました。
  • 都藤さん、田代さん
    暁光会で30年以上ボテンティアをされている宅間さんの紹介でボランティアに来てくださるようになりまた。
青木 俊雄
初めまして。5月より活動をさせてもらっています。 最初、釜ケ崎を訪ねた時、自分の国での中で、こんな所があるとは・・・と思いました。全く知りませんでした。学校でも親からも教えられませんでした。自分の国の事で知らなければならない大切な事なのに。
何処からか「お前がここにいる事の意味とは?」と問いかけられている気がします。しかし、まだ今の僕にはその答えは出ていません。ずっと安心して寝る部屋があり、食べる事にも困らず、服も毎日着替え、故郷には家族もいる。その中で育ってきた僕が全く逆の暮らしを余儀なくされている方々に、なんて話しかけたりすれぱいいのだろう。どんな言葉も今は薄っぺらいものに感じてしまう。そう思うのは、多分、自分と相手、そして表面のことだけしか見えていないと言う事かもしれない。
これからの関わりの中で、相手の心を通し感じたり、考えたりする事ができれば、表面からでしか感じる事ができなかった、自分に本当に大切なものを“ふっ”と気づかせてくれるような気がします。

川口 悠作
1年間ボランティア(青年長期ボランテイア)の活動が始まって2ケ月。あっという間の2ケ月だった。何をしていいのか分からない時も、自分の無カさに腹が立つことも沢山ある。そんな中、困っている時に、手を貸してくれる人がいる。
おはよう、と声をかけてくれる人がいる。おおきに、と言ってこの町の片隅に帰っていく人がいる。色んな人に、助けられっぱなしで、支えられっぱなししだ。
自分はなにもたいした事はできないけれども、ふるさとの家が、多くの利用者の方々のにとって、わずかかもしれないが、安らげる場になれるよう、動いていこうと思う。

お世話になったボランティアの方々です、ありがとうございました


小澤さんは5月末まで手伝ってくださいましたが、6月から福祉関連分野に就職し、豊島さんは今、生野で働いておられます。 いつも「今、この時」を共に支えて下さることに、スタッフー同、感謝しております。