ふるさとの家から
Fr.ハインリッヒ
談話室より
仁熊
2階・ともの広場
堤年弘
相談室
マエダ
反失連のこと
本田哲郎
ボランティア ケアステーション 事務室より
藤井
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「ふるさとだより」2003年6月

直線上に配置

「談話室より」 仁熊

 今年も梅雨の季節がやって来ましたが、皆様方はお変わりありませんか?
 釜ケ崎の労働者、野宿者のみんなも一層、仕事や食住がありません。だんだん野宿を強いられる人が増してきました。その為もあり、ふるさとの家にも多くの人が休憩に来られます。
 昨年より釜ケ崎の労働者、野宿者のみんなは、市役所前でテントを張り、泊り込みして、闘争を頑張っています。行政も労働者や、野宿者の皆に対して、カを入れて仕事を作り出してもらいたいものです。
 私もふるさとの家のボランティアに来て早くも7年余になりますが、色々と行事の手伝いをさせてもらっています。先日(5月25日)日曜日に釜ケ崎キリスト教協友会の主催で市役所前にて、「げんきまつり」を行い、ふるさとの家、喜望の家の利用者やこどもの里の子どもたちや泊り込みの仲間と一緒になってゲームや紙芝居など色々楽しんでもらいました。
 まだまだ、行政交渉、闘争もいつまで続くかわかりませんが、みんな頑張っています。どうぞ皆様方のご支援とご協カを切にお願いいたします。

(仁熊さんは72才、近くのアパートで独り幕らし。行事の時だけでなく、毎日午後1時〜6時までボランティアに来てくれています。全然病気もしなかったのですが、去年、自内障の手術のため初めて入院を経験しました。よく見えるようになったそうです。それ以外は休むことなく7年間続けて来てくれています。「どうしてボランティアに?」の問いに、「やっぱり自分のためでもある。自分も苦労してきてるから、みんなの手助けをしたい」)